自作本棚づくり(その5 塗装編)
2009年 元旦 快晴 。
今年の正月は、氷川神社へ行けないので、
おとなしく、家で本棚づくりの続きをする。
喪中に本棚づくりは実に最適な行為だと気づく。
つくる最中にいろいろなことが頭をめぐる・・・。
細かい作業の積み重ねと、思考、
そしてカラダを動かすこと、
大殺界をぬけた2009年の始まりに相応しい日になった。
自分らの本棚に相応しいペンキは、
水性がいいとか、油性がいいとか、いろいろ書いてあり悩んだが、
最終的にこのワットコオイルに決めた。
甘い香りもなかなかGOOD!
ペンキ塗りを成功させるためには、
1:念入りなヤスリがけ
2:一度塗ったら、耐水ペーパーで水砥ぎをすること
3:そして2度、もしくは3度塗りをしていくこと
これにつきるらしい。
ドキドキしながら、われらがシナランバーコア合板で出来た本棚へ
塗り始める。大きいハケと小さなハケで、スススノスーと塗りたくる。
途中、「何やってるんだろー」という不思議な顔で
僕らが作業する家の前をいくつもの家族が通りかかるが、
そんなの気にしない、気にしない。
話は変わるが、今年の新年最初の大ニュースは、
上橋菜穂子さんの「獣の奏者」が、エリンというタイトルでアニメが放送されること。
NHKはほんとに偉い!素晴らしい!
昨年は、「精霊の守り人」シリーズの1巻目を、一年かけて放映してくれたしね。
クオリティもかなり高く、こういう良質のアニメをどんどん作り続けてほしいと思う。
かつての「アルプスの少女ハイジ」のように
小さな子から大人まで楽しめる壮大なファンタジーを目指すという発表もあったから、
相当期待しているんだ。 (全50話の予定)
それもあって、改めて「精霊の守り人」シリーズを全10巻読みきることが、
正月のぼくのミッションなのです。
図書館には、なぜか「児童書(こどもしつ)」のコーナーにあったりするけれど
彼女のような、素晴らしい作家の本を、母国語の原書で読める幸せを感じてほしい、
是非多くの大人も読んでほしい!!