天井までの自作本棚(その2 設計編)
<まずは設計図を描く。そのイメージング!>
設計図なんて書いたことのないけど、手探りながらやってみる。
(リサーチから「やるぞ!」という決行まで、この段階までで既に1年はかかってしまった。)
作成するのは「全体図」と「木取り図」の2種類・・・らしい。
方法は調べて勉強すればいつかは出来る。
まずは「どんな本棚が欲しいのか」を考えるイメージングが大切だ。
そのためにまずしたこと、それは自分の蔵書の本の種類とサイズを調べること。
さんざん本を手にとってきたけれど、実際本の種類やサイズが、どんなものなのか考えたこともなかった。
現在僕の持っている本、これからも増えていくだろう本を考える。
今まで引越しを繰り返す中で 、約2000冊以上、古本屋へ売ったり、処分してきて、
生き残っている本たちは約1500冊程度。
もう二度と過去の悲しい出来事を繰り返したくないと決意した中で、真剣にひたすら考えた。
僕はやはりハードカバーの本、しかも小説だなと思った。
なので、基本は「ハードカバー」サイズの棚を中心に多くつくることにする。
さて、次に全体イメージ。
今回僕らは、1階の洋間に壁一面の天井までの本棚をつくることを目指す。
素敵な書斎を持つ部屋をいろいろ見てきたが、やはりやるなら「壁一面」なのだ。
普通自作の本棚をつくる場合、2本(2本で予算3万円 約1000冊収容可能)つくるのが、基本だが、
無謀にも僕らは、合計6本を一気につくることにしている。
(各本棚に、「本州」「四国」「九州」と名づけ、3000冊の本くんたちが入れることになる。)
ドアや電源の部分等以外は、みーんな本棚で部屋を埋めたいっ。
そして、出来た設計図・・・。
壁の寸法や、棚の構成、棚板などのサイズ計測、はかまの部分を含め、
すき間のないかっちょいい本棚をつくるため、何度も電卓を叩いた。
相談出来る人が身近にいなくて挫けそうになったが、出来た!!
あとは、道具と材料、そして実行あるのみだ。
既にこの段階で、日々の本の購入と読書量は増えてきている。
早く彼らを本棚に入れたい、出来上がりを妄想してウフフとひとり悦にひたる。酒がうまい! (続く)