八重山毎日新聞 2008.7.27
市内の高校生6人が、25日から石垣島の魅力を観光客らに紹介する短編映画作りを開始した。
(株)タウンマネージメント石垣が、県産業振興公社の補助を受け実施するもので、高校生の視点で石垣島、特にまちなかの魅力を再発見してもらい、その魅力を、自ら制作する短編映画を通して観光客に伝えるもの。
「ゆんたくシネマワークショップ高校生編」と題した今回の短編映画製作事業では、映画制作会社FireWorks取締役で脚本家の栗山宗大氏が講師を務めた。
ワークショップ初日は、講師の栗山氏が映画作りのポイントについて説明した後、参加した市内の高校1年生6人が、最終目標の「島の魅力を伝える映画」を作るため、即席映画の脚本作りと、あやぱにモール内でのロケを実施した。
高校生らは、初めての映画作りに戸惑いながらも、脚本作りに自分たちの意見を出し合い、ロケではビデオカメラを回しながら懸命に奮闘していた。
ワークショップ2日目となる26日は、島の魅力を伝える物語や出演させたい人物、撮影したい風景・場所などについて話し合い、短編映画のシナリオ作りに取りかかった。
今後は、出来上がったシナリオに沿って来月後半にロケを行い、必要な場面や場所を撮影。編集した後、秋に短編映画を完成させる予定。
出来上がった映画は、まちなか交流館ゆんたく家で上映し、観光客に石垣島の魅力を伝えることにしている。
プロジェクトパートナー 株式会社タウンマネージメント石垣