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加藤典洋さんの春樹本は「イエローページ」からずっと読んでいる。

あらゆる角度から、仮説をたて、科学的に検証し、考察して書かれていて、

こんな読み方もあるのかと、いつもびっくりしながら読ませてもらっている。

素直に、僕は村上春樹さんの本のファンで、

恋をしたり、遊んだり、学んだり、悩んだりする僕の成長と共にある

村上春樹の本はかけがえのない存在である。

それと並行して、加藤さんの本も併せ読んでいる。

「解説本？」といったら誤解があるかもしれないが、

それらは、批評家目線でもなく、作者や僕らと同じように、

「葛藤」を抱えながら書かれているような気がしていて、その姿勢に共感している。

その中でもこの本は、秀逸だと思う。

それは科学的に、更には哲学的に、「読み、書き、感じられる」のだ。

かなり分厚い本ではあるが、一気に読める。

今後何度も、部分的に全体的に読み返したい本になるはずだ。

「生きること、それは創造することだ」、この本でまさに感じた感想。

僕の創作活動に、すごく影響をあたえてくれた本！