ストーリー
「こんなまちにいるくらいなら死んだ方がましや!!」
そう言って故郷を飛び出して、東京で美容師の道を歩み始めた晴子。
それが「夢」であると信じて、父の猛反対を無視しながらも故郷を後にした。
しかし…、それから数年後。
晴子は国語教師になるために生まれ育ったまちへ、「教育実習生」として帰って来たのだった…。
上京以来、頑なに背を向けて帰ることのなかった故郷。そして家族…。
「二度と帰ってくるな!」。晴子を許さなかった父は既に他界し、その姿はなかった…。
解説
日本初の「市町村合併記念事業」として製作された「恋まち物語」。
合併した地域の市民の「心の合併」をテーマに
愛媛県西条市、テレビ愛媛とタッグを組んだFireWorksは、製作の企画段階からプロデュースを担当。
ロケハンバスツアーや、脚本・監督塾を始め、応援メッセージ、
公開オーディションなどを通じて、映画製作のプロセスをイベント化。
3000名を超える、多くの市民ボランティアが映画制作に携わりながら、地域の絆を育みました。
平成17年7月30日の「さいじょうフェスティバル2005」での上映会では、
1日で2700名もの観客動員を記録し、市内・県内、そして全国へ向けた上映公開がスタートしました。
キャスト
石井あす香(新人)
西 興一朗
峰岸 徹
小林かおり
五十川三宣
若葉由奈
脇本 賢
窪田かね子
眞鍋かをり(友情出演)
藤岡 弘、(特別出演)
スタッフ
監督 林 弘樹
総合プロデューサー 越後啓子
脚本 栗山宗大
撮影 今泉尚亮
照明 原 由巳
録音 吉田憲義
編集 恒川岳彦
監督補 山崎徳幸
助監督 廣瀬達雄
制作担当 道上巧矢
製作 愛媛県西条市 制作協力 テレビ愛媛 FireWorks
制作協力 EBCエンタープライズ 楽映舎
(2005/日本/DV/16:9/63分/ステレオ)