自分をいかして生きる
「自分の仕事をつくる」から6年、その続編にあたる本がこれ。
僕はすぐに本屋へ走り、この本と更に新作でる「自分の仕事を考える3日間」を一気読みした。
読んで、考えて、周りの人へ僕の考えを語り、
さらにノートにむかって頭からあふれ出る言葉や西村さんたちの言葉を書き綴った。
最近、講演会などでちょくちょくお話させてもらっているが、
直接取り扱う題材は違えど、同じエネルギーのことを
僕もみんなに伝えたい、共有したいと思っているなと感じた。
前回のブログで、著者の西村さんに手紙を書こう、逢いにいこうとかいたら、
さっそく、しかもなんと身内からレスポンスがきて驚いた。
それは相方であるくりりんから「カントク!ぼくこの西村さんの友人知ってるよ」
「横浜開港博Y150のときに、知り合った人が西村さんとお友達らしいから、話してあげるよ」
だって・・・!!おぉ、キタキタ!人に思いを伝えることは響くんだね。
それが身内であれ、ブログであれ、どこにむかってどんなたまを投げるのかが
瞬間的に響き合っていくんだと思う。
前著で、仕事について書かれていたのが、今回は「自分をいかす」へ進化している。
それはしごく自然な流れだとおもう。前著でも仕事について扱ってはいるけれど、
伝えたいのは、「働き方」すらなく、「その仕事をする人のありかた」
そして生き方だったから。
「自分の仕事を考える3日間」という本は、奈良の県立図書館で行ったイベントの派生本。
今年の1月もやっていたようだ。
図書館で「~~を考える」というテーマはすごくあう。しかもそれが「自分の仕事について」だったらなおのこと。
人が集まってそこから生まれていくプロジェクトは、
僕らも地域で映画作りなどずっと続けているが、それ自体そのままのカタチで
本にもなり、映画にもなる。そういうのってなんだかいいなって思う。