第一回「映像のまちづくりフォーラム」at SKIPシティ
地元、埼玉。
けれど僕は、他の地域に比べると埼玉では
全然映像とか映画とか、まちづくりとかいう面では関ってなかった気がする。
たまにシンポジウムとかフォーラムの講演などで呼んでもらって話す程度、
地元なのに、だ。
今回は、早稲田大学川口芸術学院の高橋先生と、
NPO法人「埼玉県映像の街推進委員会」代表の小嶋慶也さんに声をかけてもらった。
6月に早稲田川口芸術学院で授業をやらせてもらった時に小嶋さんとは初めて会ったのだが、
その名も「映像の街推進委員会」という直球のNPO法人を立ち上げてのぞんだ今回のフォーラム。
冒頭の彼の講演を見て感じたのは、「うーむ、やる気だぁ!」という気迫。
全国的に広がったフィルムコミッションのバブルも陰りが見えてきた中で、
埼玉県が打ち出したのは、映像立県!うたっているのは、こういうことだ。
『埼玉県は、映像制作者にチャンスを、見る側にゆとりを与える、 “映像立県”埼玉を目指し
県内映像産業の振興、映像によるまちづくり、人材の育成を支援しています』
どーも実にやる気なのである。僕も正直びっくりした。
県の担当者である、石井順子さんも熱い。
「わたし、どんどん人もモノも繋げます!」と宣言されていた。
そして何と、映像のまち埼玉の応援テーマソングの披露。 キャピタルゲインのお二人も、1曲入魂!
最初は、「えー、映像のまちの応援ソングって一体・・・。」と聴く前には思ってたけれど、
じーんときてしまった。ふたりのその曲をつくる思い、
いいじゃん!
今日のフォーラムで言われていた埼玉の映像のまちとしてのポテンシャルはたしかに凄いのかもしれない。
それでも、まだまだ埼玉で映像立県っていう構想は時間がかかるかもしれない。
けれど、今日来ていた登壇者ふくめ、参加者のひとりひとりが、着実にやっていけば、
本当に実現できるかもしれないと思った。
特色のないような埼玉県も、これから変わるかもなって。
なんかね、僕もやらなきゃって。
呼んで頂いて感謝ですね。