FireWorksとの出会いは、一つの映画プロジェクトだった。
誰もが何の垣根もなく夢中になれる映画作りは、
他のどんなクリエイティブなジャンルを探してもいくつもない。
そんな魅力に人が集まり、思いが集まる。
その思いを形にするのが彼らFireWorksの作品であり、仕事である。
大勢の人が関わると時に複雑にもなり、思いがブレることもある。
でも、しっかりと道筋をたて、みんなを導いていく
彼らのパワーはどこからきているのだろうか。
それはきっと、愚直なまでに物事をまっすぐに、そして一つ一つを丁寧に見つめる
彼らの姿勢に周りが自然と引っ張られていくからだろう。
二人の関係もまた興味深い。
お互いの力を信じているからこそ、自分のスペシャリティな分野をとことん追求できる。
それが、作品のクオリティを引き上げ、自分たちの力を引き上げている。
理想ともいえるこの関係が、大きな車輪となって新しい力を生み
見る人に新しい感動を与え続けている。
そして、その進化は留まることを知らない。
会う度に新しい驚きを与えてくれるFireWorks。
今はどんな面白いプロジェクトを向き合っているのだろう。
もの作りを職業する一人の仲間として
こころが動く瞬間を共に作れる日を楽しみにしたい。
Fieldesign 代表 小川宣幸